日本酒レビュー：佐藤酒造【湖濱 純米活性にごり酒 しろうま】

お酒をこよなく愛するあまり、一人でも蔵や蒸留所を見学に行く、しょうボンです。

今回は、日本酒レポートです。
日本酒と言えば、昨年（2023年度）「IWC」でSILVER賞に輝いた佐藤酒造の2024年新酒の【湖濱 純米活性にごり酒 しろうま】を記録していきたいと思います！

佐藤酒造【湖濱 純米活性にごり酒 しろうま】のテイスティングレビュー

2024年新酒【湖濱 純米活性にごり酒 しろうま】

「IWC」世界的ワイン品評会とは？

世界最大級のワインコンテスト「IWC」は毎年ロンドンで行われ、”世界でもっとも大きな影響力をもつワインコンテスト”ともいわれています。

IWCには、2007年に「SAKE部門」が誕生。以来、SAKE部門の受賞酒は国内外で注目されることになり、IWCは日本酒の海外進出における重要なイベントとして、その価値を高めています。

純米活性にごり酒の特徴について

純米活性にごり酒は、日本酒の特殊な種類で、以下のような独特の特徴を持っています。

主な特徴

• 発泡性: シュワシュワとしたガス感が特徴的で、スパークリングのような口当たり
• 生酒タイプ: 酵母が生きており、活性状態を保持
• にごり: おりがたっぷり入った濁った外観
• 味わい: ドライで米の旨みを感じられる、甘すぎない味

保存上の注意点

• 保存方法: 必ず冷蔵庫で保管
• 保管姿勢: 立てて保管（横倒し厳禁）
• 栓: ガス抜き用の穴が開いている

技術的詳細

• 精米歩合: 通常60-70%
• アルコール度数: 15-16度
• 季節限定: 主に酒造期間中の限定商品

純米活性にごり酒は、伝統的な日本酒の新しい楽しみ方を提供する、ユニークな酒類と言えます。

蔵「佐藤酒造」について

「佐藤酒造」さんは、滋賀県長浜市に位置する比較的新しい酒蔵です。

2010年9月に設立され、2011年3月に清酒・リキュールの製造免許を取得されました。

伊吹山と琵琶湖に囲まれた自然豊かな長浜で酒造りを行われています。

代表銘柄は「湖濱（こはま）」シリーズです。

受賞歴としては、国際コンクールで数々の賞を受賞しています
• 2015年：ロンドン酒チャレンジで「湖濱 特別純米酒」が金賞
• 2016年：同コンクールで銀賞
• 2019年：同コンクールで最高位のプラチナ賞を受賞されています。

それでは、佐藤酒造【湖濱 純米活性にごり酒 しろうま】のレビューに入ります。

佐藤酒造【湖濱 純米活性にごり酒 しろうま】の外観

緑色のビンを使用され、絵馬を連想させつつ「にごり酒」をイメージさせる「しろうま」が描かれています。

ビンの根元には、「活性にごり酒」の注意事項が記載されています。

開栓するときは、吹きこぼれる可能性があるので注意が必要です。

佐藤酒造【湖濱 純米活性にごり酒 しろうま】の香り

香りの第一印象は、クリーミーで尚且つフルーティな香り – パイン、マスカットのような涼やかな香りが隠れている。

少し甘い匂いかも知れない。

佐藤酒造【湖濱 純米活性にごり酒 しろうま】の味わい

「活性にごり酒」の特徴のしゅわしゅわ感がたまらない。

程よい酸味とビターさとドライな印象がありつつ「活性にごり酒」にしては「甘めなテイスト」。

重すぎず、心地よいまろやかさと豊かな味わいが楽しめる美味しいお酒です。

佐藤酒造【湖濱 純米活性にごり酒 しろうま】のスペック・蔵元データ

佐藤酒造【湖濱 純米活性にごり酒 しろうま】のスペックについては、以下のとおりです

佐藤酒造【湖濱 純米活性にごり酒 しろうま】の入手方法

佐藤酒造のホームページに販売担保の記載がされていましたので、その店舗で買えると思います。

僕自身は、黒壁付近にある酒屋産で購入しました。

記載されている店舗産では配達されてる店舗もあると思いますので、一度問い合わせてみてください。